100歳を超えても視力1.0以上を保つ方法とは?

スーパードクターと学ぶ 一生よく見える目になろう

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書名:スーパードクターと学ぶ 一生よく見える目になろう

  • 書名:
  • 著者:深作秀春(眼科医)
  • 出版:主婦の友社
  • 発売日2017/08/30
  • ISBN9784074224807
  • 判型・ページ数4-6 ・ 256ページ
  • 定価1,430円(税込)
スーパードクターと学ぶ 一生よく見える目になろう
スーパードクターと学ぶ 一生よく見える目になろう

読んだきっかけ

叔父さんが加齢黄斑変性の疑いがあると知ったため。加齢黄斑変性は、現在の医学では加齢黄斑変性は完治が難しいと言われている病気。なんとか術はないかと本書を購入。著者の深作秀春先生は、眼科のスーパードクターと言われている。アメリカの眼科学会理事として眼科殿堂審査員を務めた先生。

読んでよかったこと

  • 希望が持てた。加齢黄斑変性の治療はまだまだ発展途上であるが医療は進歩していて治療法もある。但し、診てもらう医師の技量に大きく左右される。深作秀春先生のクリニックは東京と横浜で高齢の叔父さんを連れていくのは難しいが、良い医師を探すのに役立った。硝子体手術を多く経験している医師が安心だとか。探してみようと思った。この本には書かれていないが、ベストドクターズサービスという名医を紹介してくれるサービスがある。保険会社の医療保険の特典サービスなどに付与されている。
  • 眼底検査とOCT断層撮影像で進行状況がわかる。眼科用アヴァスティン注射で新生血管が引いて、網膜剥離がやや改善された症例があった。その後、硝子体手術を施行し、見え方のゆがみが取れ、視力も向上したという症例に希望が持てました。

読んで勉強になったこと

  • 目の実際の寿命は70年ぐらいである。目の寿命を延ばすには、早期の病気発見のための定期検査とメンテナンス。
  • 子どもの視力発達は6歳までに終わる。子どもも早期の病気発見のための検査が必要。
  • 近視の進行は20歳くらいまでで止まる。20代、30代でも近視が進むようであれば「強制近視」という病気。
  • 目の筋トレよりも目を休める方が効果的。
  • スマホ老眼は、スマホの使用時間を制限して、目を休めることが大切。あたためたタオルをつぶった目の上にのせるとさらに効果的。
  • 炎天下は、子どもも大人もサングラスが必要。
  • サプリメントは、ルテインとゼアキサンチンが黄斑部を障害から守る作用が期待される。基本は、抗酸化作用のある緑黄色野菜をたくさん食べる方が栄養分の吸収率がいい。ルテインとゼアキサンチンは体内で生成されない成分なので外部から取り入れるしかない成分。DHA、EPAも大切。
  • 失明の原因となる目の病気の早期発見ポイントリストは非常に勉強になった。年齢を重ねると歳だからとあきらめがちですが、100歳を超えても視力1.0以上は可能という見解には驚きました。

=目次=

1章 あきらめなかった症例より 知らなかった&間違った情報で、視力を失わないで

2章 毎日の習慣で老化をゆっくりに 大切な目を守るため、今すぐできること

3章 目の寿命は短い!40代から必ず知っておきたい目の病気

4章 糖尿病と予備軍の方へ 「糖質制限」で安定した血糖値コントロールを

5章 眼科外科医、芸術家、作家の顔も! Dr.深作のスーパー健康いきいき生活

6章 情報の90%は目から よく見えると脳は活性化する

7章 心豊かな暮らしのために 日本の眼科医療を世界水準に

●赤ちゃんがどのように視力を獲得するのか、モネやゴッホなど、人気画家の目の病気との戦いなど興味深い内容満載。

スーパードクターと学ぶ 一生よく見える目になろう

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